昔と違って。
検索をすれば、専門知識に手が届く。
AIにリクエストすれば、ストレスなく話を聴いてくれる。じぶんのためにひとりでできることは急激に広がりました。

でも、人生にはどうしても「他者」の存在が必要なときがあります。
生きていれば必ずめぐりあう心理的な節目。
経験がないような心理的危機。
ひとりでどう努力しても行き詰まってしまっているとき。
そんなときは恐れずに、プロの「他者」の力を借りましょう。

心理カウンセリング さっぽろ羊の森では、
臨床心理士・公認心理師の資格を有し、約30年の経験を持つ女性セラピストが、
害にならないことを心がけながらお話を取り扱い、
針路をともに考えます。必要な場合はアドバイスや連携も行います。
あなたやあなたの大切な人が、「今」を充分に生きられるよう
専門知識と技術をもってお手伝いします。

当相談室のキャラクターと看板

FEATURE

見立て
(アセスメント)のちから

精神科医療に長く携わっており、医療機関に受診すべきか、心理療法が第一選択か、などといった現時点での見立て(アセスメント)を明確にお伝えします。初回アセスメント面接の結果、心理的課題以外を優先した方がよい場合は、課題に取り組む順番や他相談先の情報提供も行います。精神保健福祉士も取得しており、他機関や行政との連携も強みです。心理検査を使ったアセスメントも多くの経験がございます。

トラウマ
インフォームドな面接

どのようなご相談でも、トラウマの影響を常に念頭に置きながら面接をすすめます。来談のきっかけが例えば身体症状であったり、対人関係であっても、過去のトラウマが現在に影響を及ぼしていることは多いものです。そういったことが明らかになった場合は、来談者と話し合いの上、状態をみながら、現時点でセラピストが実施可能なトラウマケアを行っていきます。

発達の視点

児童精神科や大人の精神科で、発達障害をお持ちの方や、診断がつかなくても特性はあり生きづらさでお悩みの方にお会いしてきました。自閉スペクトラム症やADHDへの理解にもとづき、常に発達の視点をもった面接を心がけています。自閉スペクトラム症やADHDに該当しない方であっても、誰しもうっすらと持っており地続きのものと今は考えられています。発達の視点で考えることが問題理解や対処のいとぐちになることがあります。

こんな方におススメいたします。

  • 精神科や心療内科に受診すべきかどうか迷っている
  • 症状があるのに医療機関で診てもらっても異常がないと言われる
  • カウンセリングを受けたいが通っている医療機関で受けられない
  • 心理検査を受けて自分の特徴を知り、今後に役立てたい
  • 子の児童精神科の予約を待っている間にアドバイスを受けたい
  • 受診するほどではないと思うが、子に発達障害の傾向を感じる。配慮をして育てたい
  • 仕事に行けない/復職するが再発が不安。伴走者がほしい
  • 依存症かも…背景にある課題を1対1の面接で扱いたい
  • トラウマケアについて相談したい
  • 家族やパートナー、友人との関係で悩んでいる
  • 人を目の前にするとうまくふるまえない。練習相手になってほしい
  • 怒りや主張をうまく出せるようになりたい
  • 自分の癖や生きづらさがなかなか改善しない
  • 「雑談」が苦手/友達がなかなかできない
  • 自己肯定感が低い。他者からフィードバックをもらって自信をつけたい
  • 具体的な目標に向けてペースメーカーとして伴走してほしい
  • 次に進みたいのになかなか進めない/やりたいことがみつからない
  • 整体のように定期的にこころのメンテナンスをしたい

など、心理的な困りごとだけでなく、こころの健康のために積極的にご活用いただくことも可能です。
さっぽろ羊の森は、カウンセリングの敷居を下げ、多種多様に活用していただける空気感の醸成を目指しています。

サービス内容

・現状のアセスメント及び今後の第一選択についての助言
・心理療法(SFA、CBT、支持的精神療法、SE、TF-CBT、EMDR、BCT、自我状態療法等を活用した面接)の実施
・心理検査(知能検査、発達検査、人格・性格検査等)の実施と結果のフィードバック(医療機関含む)
・発達や情緒について心配のあるお子さんを持つ保護者への支援
 ※お子さん自身への療育はスペースの関係から行っておりません。知能検査・発達検査は実施しております。
 ※初回アセスメント面接以外は、主治医のある方は主治医からの指示書をいただきます(指示書様式は初回にお渡しします)。
・関係機関(行政・学校・職場など)との連携
・関係機関からのケースコンサルテーション
・心理職に対するスーパービジョン
(行政職員や施設心理職など、面接でない形での支援をしている方もお受けできます。心理検査のレポートライティングについても助言可能です)
・講演講師(精神疾患・精神/発達障がい・メンタルヘルス・支援に関するテーマでお話できます。他の内容もご相談ください)

サービスの流れ

STEP
予約システムに入力
STEP
当所よりメールで確認連絡

(この時点で本予約となります)

STEP
オンラインの場合は事前振り込み

(2日前までに振り込みをお願いします。期日まで振込がない場合は予約取り消しとさせていただきます)

STEP
来所の場合は面接等開始前にお支払い

(クレジットカード不可です。現金のみ)

STEP
面接等の実施

よくある質問

医療保険は使えますか。自立支援医療は使えますか。

医療保険の対象とはなりません。自費となります。自立支援医療も同様に対象とはなりません。

心理検査を受けたいです。何か条件はありますか。

過去に同じ検査を受けたことがある方は、最低1年間は間をあけていただいております。
 また、医療機関の予約をしており待機期間中に受けたいという場合は、受診の時に必ず当所で検査を受けていることを申し出てください。
 その際はお渡しした結果報告書を医療機関に持参いただくか、必要であれば有料で医療機関用の結果報告書を作成し、医療機関に郵送いたします。
 また、事前面接で受検が望ましくないと判断される場合がございます。その場合は理由をお伝えし、実施をお断りしております。料金もいただきません。

相談対象の子どもと一緒に行ってもいいですか。

面談に関しては、乳児以外の同伴はご遠慮いただいております。スペース上の制限がありお子さんの直接療育は行っていないことと、言葉がある程度わかるお子さんの場合、対象のお子さんの前で相談をするのは避けた方がよいためです。
 また、例えば下のお子さんを預けられないため、下のお子さんと一緒にお越しになりたいという場合ですが、保護者さまとセラピストがお話をする間お子さんをみる職員がいません。大変申し訳ございませんが、立ち歩けるお子さんの場合は安全を確保することが難しい状況です。
 どうしてもお子さんと離れることが難しい場合は、(相談対象のお子さんに配慮の上)オンラインによるご相談をおすすめいたします。
 相談対象のお子さんが心理検査を受ける場合は、一緒にご来所ください。

何歳から相談対応してくれますか。

育児相談の場合は、お子さんが1歳6か月からになります。ご本人による相談は、おおむね15歳以上からです。
 15歳未満で中学生の方については、個別に判断しますので、ご相談ください。
 未成年の方は保護者さまの同意が必要となりますが、どうしても同意が得られない状況にある場合はご相談ください。

電話で予約はできますか。

基本的にお受けしておりません。ホームページの申し込みシステムからご予約ください。

医療機関を紹介してくれますか。

お困りごとに応じた札幌市内の通院可能な医療機関をいくつか情報提供いたします。その中から選んでいただき、予約についてはご自身で行動していただいています。
 有料で、情報提供書を作成して医療機関に郵送することが可能です。

キャンセルポリシーについて知りたいです。

前払いの場合、2日前までのキャンセルは振込手数料を除き全額返金いたします。理由の如何を問わず、当日及び前日のキャンセルは返金の対象になりません。
 当日払いの場合も、理由の如何を問わず、当日及び前日のキャンセルは通常料金をいただきます。振込用紙をお送りしますので、全額をお振込みください。また、その際の振込手数料はご負担ください。
 なお、別日に振り替える場合は、1回限りスライドできます。

初回アセスメント面接以降のコースがどれが適しているかわかりません。

初回アセスメント面接の際にセラピストの意見を伝えますが、相互によく話し合い、その上で決定いただいています。

駐車場はありますか。

駐車場はございませんので、お車でお越しの際は近隣のコインパーキングをご利用ください。

あまりにもつらいときは、電話やメールで相談したいです。

お約束をした日時以外にご連絡をいただいても、セラピストが対応できる状況にないこともあります。治療的には、セラピスト側の対応が安定しないこと自体が、悪化のリスクとなります。そのため、お約束した時間以外の対応は、原則として行っておりません。次回のお約束を早めるご相談には応じております。

心理検査で具体的にどんなことをしたかをSNSにアップすることは問題ないですか。

どうか決してなさらないでください。予習を可能にすることは、標準化された検査の信頼性を損なう行為です。全国的にその検査が使えなくなることも十分考えられます。

守秘義務について教えてください。

法の規定があり、当所でご相談いただいたことをセラピストがご本人あるいは保護者の許可なく外部に漏らすことはございませんので、ご安心ください。ただし、これも定めにより例外として、生命に関わる事態や、虐待が疑われる場合、警察や裁判所等から求められた場合はこの限りではありません。